台風被害屋根工事
2019/06/06(木)
リフォームのこと
皆様こんにちは。
昨年来の台風21号被害修復工事はまだ続いていますが、大きな屋根葺替え工事はほぼ終了し、少し落ち着いた状況にあります。
ですが、瓦及び樋の補修等が依然として残っていると同時に、新たな被害修理のご要望も出てきております。
いまだ、一般リフォーム業務に手が十分に届かない現況が続いています。
今回の台風被害の状況を見ていますと、古い瓦葺きの屋根は土だけで固め、瓦が乗っている場合が多く、年数とともに脆くなり、台風などのような強い風にさらされると、めくれ・ずれ落ちが発生しやすくなります。
また、瓦も劣化し、物が当たると割れやすい状態になります。
30年~50年を経過している屋根は、早めの点検とメンテナンスが必要かと思われます。
スレート屋根(カラーベスト屋根等)の場合、目に着く台風被害は、棟鉄板及び棟板のめくれ、剥がれなどです。
スレート屋根の耐用年数は15年~25年くらいです。
屋根材の色褪せ、位置がズレる、割れる、欠ける、水を吸ってブヨブヨになる等の状態が出てくると、点検・メンテナンスが必要となります。
目安としては、新設後約10年毎に塗装すれば耐用年数は約30年になります。
これも定期的に点検・メンテナスをしっかりしておれば、台風に耐えうる屋根になっていたかもしれません。
人間の体も定期健康診断を行っているのと同じで、屋根についても意識して早めのメンテナンスが必要ですね。
施工グループ 川端