下屋下地補強
2021/12/10(金)
リフォームのこと
点検で見つかった、危険な場所の補強を行いました。
土をのせた日本瓦は、屋根本体1㎡あたり60㎏もの荷重がかかります。
下屋部分には、持ち出し梁を延長し、重い屋根を受け止めます。
支柱が無ければ、梁が全荷重を受けることになります。
持ち出し梁は、内側でしっかりと梁を受け止め、下がらないような仕組みになっています。
その梁の受け止め部分が弱くなり、先端部が少し下がり始めていました。
点検により、それがわかりました。
その補強工事として、鋼材とコーチスクリューボルトを柱に縫い込み、方杖補強を施しました。
今後、これ以上に下がることはないでしょう。
2階が乗っている場合は、しっかりと柱による補強が必要です。
何事も早期発見、早期治療ではありませんが、建物も人間と同じです。
定期的な点検(診療)が必要なのです。
ぜひ「お家のお医者さん」美和工務店に点検をご依頼下さい。
施工グループ 名田