ミートパイの話

2017/11/17(金) 日々のこと

リンゴと栗の収穫期には、いろんなお店では伝統を守りつつ美味しいパイを競って焼いて店頭に並べるお店もあります。

 

今年頂いたミートパイは

野菜とお肉を煮詰めたデミグラスソースに、

玉ねぎ・干しぶどう・アーモンド・栗・豆等を入れたミートパイでした。

 

リンゴジャムが添えてあり、パイにかけてお召し上がりください。と記してありました。

そのジャムが甘酸っぱくてまろやかで、ミートパイの引き立て役と言っても良いでしょう。

 

一口ほおばると口の中で大きな栗がコロンと出てきました、また、アーモンド、干しぶどう、まめと順番に口の中にひろがります。

 

おいしかったで~す。

 

 

ミートパイのお話

パイ料理は古代ローマ人の発案とされています。

肉を焼く時には小麦粉の生地で包み、焼き過ぎを防いだり、うま味を逃がさない工夫をし、

焼き上がると、この肉の回りを剥がし、中の肉だけを食べていました。

 

次第に小麦粉に油やラードを加えて、扱いやすい生地に変えていき、型を使って焼く様になりパイ生地の部分も食べれるようになりました。

 

パイ料理はイギリスの典型的な料理とされています。

当時、王室の人たちはクリスマスにはグロスタ―地方で過ごしていましたので、

地元の人々はクリスマスには王達にランプレーのパイを作り献上しました。

 

王がクリスマスをグロスターで過ごす習慣がなくなっても、王にこのパイを届ける習慣は、ビクトリア女王時代まで続きました。

1997年のエリザベス女王2世の即位25周年記念日に、このランプレ―パイが贈られたそうです。

ヘンリー3世の大好物はアーモンドとリンゴ酒で味付けされたサケの入ったパイだそうです。

 

フランスでは、パイをPateと綴ります。

17世紀、ロレーヌ生まれの画家クロード・ロランが菓子職人として働いていた学生の頃、小麦粉とバターを層状に練り混ぜる折り込みパイ生地のフィユタ―ジュを発案しました。

フィユとは木の葉の意味で、焼き上げると薄い層が何枚にも重なり、現在のサクサクとしたパイが生まれました。

と書いてありました。

 

美味しいお菓子を今、私たちが口に出来るのも前世の人たちの知恵と工夫があったからこそ、美味しいパイも頂く事ができてます。感謝・感謝です。

管理G近藤

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