『涼温な家』完成体感会で思う事
先日、尼崎市にて2世帯住宅の完成体感会を開催いたしました。
天候にも恵まれ、6組のお客さまにご来場頂きました事にお礼申しあげます。
涼温な家をご案内させて頂くのに、とてもいい条件でした。
エアコンの設定温度26度の弱で稼働です。
外気温が30度を越しており、室温、1階は24度、湿度60%、2階は25.5度、
湿度55%でした。
湿度が少し高いのですが、竣工したばかりの家は、基礎のコンクリートや木材に多少水分があるためやや湿度は高めなのです。2年ほどで落ち着いて参ります。
体感会にお越し頂いたお客様はここち良さそうに相談をされて居られました。
その中でも池田市からご来場頂きましたT様と、たまたま見学会をのぞきに来られたお施主様と顔を合わせた事から話に花が咲きました。
やはり、2世帯住宅をお考えのT様とお二人で話が弾みます。
「建て替えようと考えられたのはどなたですか?」
「1軒の家を2世帯に区分する時、縦割りか上下割か検討されましたか?」
「2世帯住宅にしようと決めた時、お嫁さんの意見はどうでしたか?」
「建築費用の区分はどうされましたか?」など
やはり、我々では立ち入ることの出来ない部分の話題が出ておりました。
でもお施主さまはしっかりとお答えされてTさまも、頷きながら聞いておられました。
この姿を見て、見学会に来られたお客さまの心の中には、2つの大きな疑問があるのでは無いだろうかと感じました。
1つは、家づくりの工法であり、住み心地、プラス出来栄えです。
もう1つは家づくりのプロセスであり、家族の賛同です。
家づくりの工法や、出来栄えについては一生懸命資料を作ってお話ししていますが、
家づくりのプロセスや家族の賛同をどうやって得たかについては知る由もないのです。
これからは、この部分のお話が必要になって来ると感じました。
近藤正隆