玄関ドアリフォーム

2023/12/08(金) リフォームのこと

今回は、築50年、2階建て、木造住宅の玄関引違いドアのリフォーム工事についてお話します。

いつも念頭におかなければならないのは、玄関ドアが取り付けられている枠組みに「ゆがみ」がないかです。

築年数が古いほど、枠組みのゆがみ、柱がこけている、梁が下がった状況等が、多いものです。

この場合は、大工さん泣かせの工事となります。

 

今回の現場は、4寸柱、構造、枠組みもしっかりとしていて、さほどゆがみも大きくなかったので、スムーズに取替えをすることができました。

ただ、外壁の仕舞いに苦労がありました。

20数年前、外壁に金属製のサイディングボードが貼られていました。

玄関部分の貼り替えも視野に入れ検討しましたが、高額となりお客様の負担も大きくなるため、何とか部分修理で納める方法を大工さんと考え、金属サイディングボードの継ぎ目部分をカットし、玄関引違いドア枠まわりをモルタルで在来に近い形状に納めることとしました。

そして、モルタル壁を在来外壁の色に合わせて仕上げました。

お客様にもご納得いただき、いい出来栄えになりました。


before


after

採用した玄関引違いドアは、LIXIL玄関引戸K6シリーズ(ランマ付き)です。

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施工グループ 川端