住生活基本計画
2020/03/02(月)
新築のこと
2021年3月から2030年にかけて、いよいよ国土交通省が住宅政策をすすめていきます。
国が住宅の量・質にとどまらず都市、産業、子育て、防災、環境など幅広い分野の政策と関連付けて、都市計画をしていく政策です。
日本は頻繁に起こる自然災害、一人暮らしの高齢者、労働力人口の減少と、日々の暮らしの中でこの問題はとても身近に感じます。
こんなところにポツンと〇〇というテレビ番組がありますが、住まい手の意思によりその場所を選択し住まわれていると思います。
しかし、自力で暮らせているうちは良いですが、いざ体調を崩したり、ケガをしたり、高齢になったりした場合、この政策が始まると、そのような場所まで介助してくれる術もなくなり、介助してほしいならば都市内に移住をするしかなくなるのでしょう。
これから日本で暮らしていくならば、安心して一人になっても暮らせる家を持つことが、人の一生の中で最も重要な課題となっていきそうです。
島袋 律子