所変われば食変わる
2019/11/10(日)
新築のこと
最近まで「茗荷(みょうが)」が一品料理となることや、「まんば」という野菜の存在を知りませんでした。
では、なぜ知ったかというと、私の妻が香川県出身なので、結婚してそういう食材や料理を口にするようになったからです。
なかなか美味しいもので、知れたことを嬉しく思っています。
妻も大阪の「どて焼き」は結婚するまで食べたことも作ったこともないらしく、最近では美味しく作るにはどうすればよいのか色々と調べているようです。
所変われば食変わるという言葉を体感する一時です。
食事だけでなく、住宅においても地域ならではの特徴があることは、本当におもしろいものですね。
今まで暮らした家とは違う空間を造り出すことは、今まで当たり前と思っていたことを再確認したり、不便と思っていたことをどう便利に変えたいかを考えたりと、とても難しいものですが、だからこそ奥深いものでもあると思います。
家造りを計画するうえで、現在お住まいの家の不便なところや、使い易いところ等を書きとめておくと、家造りを計画する際に、非常に役立ちます。
一度ご夫婦やご家族で「住宅の当たり前」を話し合ってみると、意外なこだわりを発見出来るので面白いものですよ。
また、今後の住宅造りの指針になるかもしれませんね。
設計グループ 中谷