12月になり、寒さも本格的になってきました。これからもっと寒くなることを思うと、
冬が苦手な私にはとても辛い時期です。
でも、この時期になると、いろんなところでクリスマスのイルミネーションやライトアップが見られます。
現在施工中の物件でも大工さんの協力のもと、T様・M様邸でTIPも美しい為、ライトアップをしてみました。
日中、夕方、夜とそれぞれの違った時間で雰囲気が変わります。私は日中に内部いるときの
TIPの隙間からこぼれる光と、木の香りが漂い、工事現場ではないような雰囲気が、どの現場でも感じられるところが気に入ってます。
TIPとは
幅9cm、厚さ12mmの杉または桧板を、外壁全面に斜め45度に張り上げていく工法で、耐震性に優れています。
屋根まで張り上げられた板材の隙間を空気が通り抜けるので、常に木の乾燥を促し、腐朽菌の繁殖防止に効果があります。また、斜め張りの隅部に、三角形のガセットプレートと呼ばれる金物を使用することにより、木材の本来の力を存分に発揮できるようになり、耐震性が向上。具体的な数値で表すと、旧住宅金融公庫仕様のなんと2.69倍の耐震性になります。すっかり張り上がった状態の家はとても美しく、使っている木の量も相当なものになります。
TIPの実験動画はこちら
TIP工事が終わると、次は断熱工事に入ります。
断熱材を貼ると、美和の現場では真冬でも動いて作業をしていると、職人さん達は上着を脱いで作業をしています。
断熱効果だけでなく、気密も保たれているので寒いのが苦手は私には、とても居心地のいい現場です(^-^)
今年も残り1ヶ月、無事故、無災害で気を引き締めて安全第一で、現場にあたりたいと思います。
施工グループ 永野 敦士