本当の家の価格って“なんぼ”?

先日、泉佐野市のY様が来社され、1回目のプラン提案を行いました。

平面図・立面図・パースに模型と一通りの説明が終わり、坪単価の話に移った時の事です。

Y様から“今までにハウスメーカーさんと無添加住宅さんの見学に行ってきました。その中でハウスメーカーさんからは、「Y様のご要望の50坪の家ですと5000万円かかります。でも決算時期ですので、今契約していただければ4500万円でOKです」と言われました”との事。

えー?5000万円の家が、4500万円で出来るの?! 本当の家価格って“なんぼ”なの?

同じ広さで、おなじ仕様の家で5000万円で購入した人と、4500万円で購入した人が居るなんて、余りにも不公平ではないか?

本当の家の価格っていくらなの?と疑問がふくらんできます。

家づくりは、しっかりと検討を重ねたプランに、互いに確認を繰り返した仕様で、互いに認め合った価格で、たがいに信頼し合ったつくり手と出会い、力を合わせて造り上げていくのが、一生住み続けられる家ではないかと私は信じています。

「いい家」が欲しい。の精神にのっとった家づくり

「住まいとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住まい造りに携わってはならない」

を、家づくりに関るものは肝に銘じなければならない。

近藤 正隆

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