猛暑と付き合う

2024/08/02(金) リフォームのこと

美和工務店では、鉄鋼関係企業様の工場のメンテナンスもお受けしております。

鉄のコイル置き場を見かけますと、よくこんな環境の中で冷静な思考ができるなと思うほど、過酷な労働環境の中で皆様働いておられます。

何トンという重さのコイルの移動や運搬の際は、天井クレーンを使用されます。

天井クレーンの中は、エアコン完備されておりますが、そこを一歩出れば灼熱の太陽に照らされた鉄板の屋根・壁材から濛々と高熱が伝わり、海風は熱風と化し、歩いて通り過ぎるだけでも熱中症になりかねない環境のなか、保守点検作業をされている方を見かけます。

本当に頭が下がります。

 

倉庫や工場はこのような環境が多いので、遮熱塗装の需要が一斉に拡大しているようです。

また、バスや車の遮熱塗装も増えているようですよ。

塗料メーカーでは、車内温度が6度下がったデータもあるようですが、こんなにも命の危険を感じるほどの暑さであれば、気温が2~3度下がるだけでも体感的に変わったと実感できるのではないでしょうか。

経営者の皆様、どうぞ遮熱及び断熱工事をご検討して差し上げてください。

 

美和工務店では、不要不急の外出は控えるようにとアナウンスがある程の暑さですから、対策が取れない屋外仕事はできない、させてはいけないと考えています。

従業員ももちろんのこと、実際作業をする協力会社様も命がけになります。

よって、猛暑対策がとれない屋外仕事は極力控えるようにと注意喚起を出しています。

最高気温が34℃湿度55%になれば活動できますが、それ以上では熱中症アラートが点滅し続け、作業時間もかなり限られてきます。

猛暑が続くならば、無理のないよう付き合って作業を進めていきたいと思っています。

島袋 律子

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