材木の特徴
2022/08/16(火)
新築のこと
今、新築工事に携わっております。
木造の住宅・・・
桧のいい香りが漂う現場で、ふと感じました。
木は、コンクリートや鉄に比べて弱いものだと思っておられる方は多いと思います。
材料は、重くなるほど強度が高くなる傾向があります。
同じ大きさならコンクリートや鉄は、木よりも高い強度を有します。
ところが、同じ重さで比べると木の引張強度・圧縮強度・曲げ強度すべての材質強度に対して、コンクリートや鉄に勝ります。
また、木は断熱性が高く、熱が伝わりにくい性質があります。
よく木は温かみがあると言われますが、触った時にこちらの体温が奪われないので、実際に温かく思うのです。
フライパンの柄の部分は、木材の断熱性能を生かし熱を遮断するので、素手でつかむことができるのです。
今、柱を触ると温かみを実感し、とてもうれしく思っています。
施工グループ 名田