節分を迎えて

2019/02/06(水) 日々のこと新築のこと

早くも2月となりました。暖冬傾向にありましたが、1月後半は寒さも厳しくなりました。

 

さて2月3日は節分。本来節分は「季節を分ける」ことを意味し、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日にあたります。一般的には2月立春の前日のイメージが強いですね。

 

また、最近はコンビニの影響で恵方巻きを、その年の「恵方」(吉方)を向いて食べる風習が全国展開してきました。

今年の恵方は「東北東」でした。私も居酒屋さんで1/4(サイズ)2口程度の恵方巻きをいただきました。本来は恵方巻きを1本、恵方を向き願い事をしながら、しゃべらずに食べきるらしいのですが、大変そうです。

私は普通にいただきましたので、ご利益に預かれないでしょうね。

 

 

 

話しは変わりますが、先日建築士の定期講習を受講してきました。

これは建築士法の規定により、建築士事務所に所属するすべての建築士は、登録講習機関が行う定期講習を3年以内ごとに受講する必要があります。受講期限内に受講しない場合は、戒告または2ヶ月間の業務停止処分の対象となります。

私も27歳の平成4年2月に一級建築士を取得して、早27年の年月が過ぎました。

 

建築関連の法律・政令等は、その時の時代背景や大災害、問題点が発生するたびに見直されていきます。これまでも阪神大震災、構造計算書偽造問題等ことあるごとに改正されています。

我々建築士は、常に新しい情報の中で業務を行っていかなければなりません。自己研鑽を怠らず知識を深めていくのが、本来の建築士の在り方なのですが、なかなか日々の業務に追われるとそうもいかないのが現実なのです。

平成20年から始まった制度ですが、受講するたびに自分の知らなかった内容に触れることも多いので、ありがたいことだと思っています。

ほぼ一日の講習で最後には1時間の終了考査がありますので、みなさん真剣に受講内容を聞いています。寝てる人は皆無です。

 

今年、受講して感じたことは省エネに関する事項が増えたことです。

これから最新設備や素材の開発により、この分野は更に進化していくことと思います。

また、年々違反した建築士に対する懲戒処分も厳しくなってきており、真摯に受け止め、誠実に建築設計業務を行っていきたいと思います。

営業・設計グループ 中薗

 

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