今、お客様に出来ること。お客様とのお約束。
先日、松井代表、久保田さん、そして「いい家」をつくる会 関西支部の4社が介し、ディスカッションをする機会がありました。
われわれ、美和工務店が外断熱の家を建て始めた16年前『外断熱』という言葉は新鮮だった。
今では、実際に住まわれる方の、住環境や住み心地を考えれば『完全外断熱』の家は、当たり前のことだが、まだまだ道半ばである。
先日の松井代表もコラム
「あたらしい家づくりの教科書」のウソ
「あたらしい家づくりの教科書」のウソ その2
でも書かれていたが、断熱に目を向けていても『換気』の概念が抜けている。
残念である。
しかし、我々、美和工務店は『涼温な家』ほんまもんの家づくりをしているが、きちんとお客様に伝わらなければ意味がない。
ただの自己満足にすぎない。
私達がお客様の為に出来ること。
それは、『涼温な家』という住み心地の質が良く、健康増進効果の高い家を知ってもらい、家づくりに高い意識を持ってもらう事。
そして、その『涼温な家』快適に暮らし、快適な住み心地のいい生活を手に入れてもらう事なのだ。
私は、我が家が大好きだ。
松井代表は「亡くなる3日前まで、家で快適に住める家」であるべきだという。
年を重ねてからの生活、介護の事も考える。
亡くなる3日前まで、自立し、自活できる住環境の中、この『涼温な家』でやはり愛する家族と生活をしたいと思う。
家は、建てて終わりではない。
建ててからが、新しいスタートである。
そのためにも、今、家づくりを検討しているすべての人に、正しく伝える努力を怠ってはならないと思った。
実際に家を建てさせて頂いたお客様から、喜びの声を聞くたびに、16年前、朝日新聞の『天声人語』の「東京に外断熱しかしない工務店がある。」と書かれた記事を読み、松井代表に会いに行って良かったと。心から思うのである。
近藤 正隆