蘇った桜 ~新築OB T様のお父様より~
堺市にて二世帯住宅にて『涼温な家』を建てさせて頂いたT様のお父様より、嬉しいお手紙を頂きました。
T様のお庭にあった一本の桜の木。
この桜の木を何とかこの思い出を消す事なく、繋いで行くことが出来ないかと考え、大工の俣野棟梁と相談し、一番大きな桜の木を加工して”椅子”を作ることにしました。
お盆に皆様が一同に会されるとお聞きし、先日お届けにあがりました。
T様のお父様からの心のこもったお手紙をご紹介をさせて頂きます。
(株)美和工務店 近藤社長様
先日はお盆休前のお忙しい中、完成した「桜の椅子」をお届け頂きありがとうございました。
当日は、あいにく、私の月いちの病院診察日でしたので、お構いもできずに失礼しました。
社長から、建替え前の庭に生い茂る雑木の中から、「桜の樹」を見て、
「これを思い出の何かに仕上げましょう!」と、言っていただき、
はてさて、この程度の樹から何ができるのか?と思いつつ、楽しみにもしておりました。
およそ2年の乾燥後に、俣野棟梁の手で仕上げて貰った「椅子」、
あまりにも立派なので、何処に置かしてもらえばいいのか???と迷いましたが、
結局『常に目立ち・利用頻度の高い』玄関に置かせてもらう事にしました。
◎玄関での来客者にも、座ってもらいながら対応できる。
◎高さが、今の私のように足腰の不自由な方が来られ時、この椅子を使って、履物の着脱が楽にでき、上がって貰える。
◎玄関のアクセントになる。
等の理由からです。
連日の猛暑の下、一緒に住む中学一年生の孫は「サッカー部の練習」、
小学5年の孫は「浜寺水練学校」から帰って、玄関に入るなり、
「あ~凉し・・・」と、声をあげては、2階に上がっていきます。
彼らにとって、センターダクトから吹き出す空気(風)は、まさに「オアシス」そのものなのでしょう。
近藤社長・俣野棟梁、ありがとうございました。
この椅子は、家とともに、末永く「思い出の記念物」として、この孫たちに引き継がれるものと確信しております。
平成28年8月15日
素敵なご報告ありがとうございます。