使用して3年経過した堺市にある体感ハウスの涼温換気システム用エアコンの洗浄に挑戦しました。
目的は、
①エアコン洗浄の最適サイクルをつかむ事。
②換気システムのメンテナンスを考えた時の、機械の配列及び必用な空間寸法を確認するため。
です。
手順は、
①換気システム及び、エアコンの電源を切る。
②エアコンの吸気口の取り外し
③エアコン底板の取り外し
④シロッコファンとカバーの取り外し
⑤ドレンパンの取り外し
⑥エアコン本体清浄準備(ビニール養生・トロ箱セット)
※トロ箱とは、左官屋さんがセメントをこねる箱
⑦洗浄液にて、ファンの洗浄
→
※左側が洗浄前のシロッコファンです。黒いものはカビではありません。
埃が付着したものでした(洗浄時確認済み)
⑧シロッコファンの洗浄
⑨フィルターの清浄
⑩ドレンパンの清浄
⑪抗菌剤の交換
⑫シロッコファンの取付け
⑬ドレンパンの取付け
⑭フィルターの取付け
⑮吸気口の取付け
⑯換気システム・エアコンの電源入れ
⑰作動テスト
で行いました。
今回の作業でわかった事。
(1)エアコンの汚れは、涼温換気システムエアコンの場合3年では思ったほど汚れていない。
5年は大丈夫と思われる。但し、抗菌剤の取替は3年サイクルで必要と考えられます。
この要因として考えられるのは、外気吸入口に設置されている高性能フィルターの影響で、外からの汚れ(塵・埃)をこのフィルターが除去している為だと思われる。
(2)取り外し、取付け作業時の必要空間寸法でドレンパン取り外し時、配線を固定している結束バンドが当たりドレンパンが外れなかった。
この為、結束バンドを切断して外しました。
エアコンの固定架台とドレンパンとの空き寸法はギリギリの為、架台内に障害となる物は設置してはいけない事がわかりました。
その他いくつかの改善点が判明し、今後の涼温換気システム設置に生かして行きます。
又、準備から完了まで清掃者2名で、3時間かかりました。
改善を加え、コスト削減にも努力して参ります。
涼温換気システムの詳しい説明は、こちらをご覧下さい。
営業グループ:近藤 正隆
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